横浜高等工業学校校歌を歌おう

     クリック➩横浜高等工業学校校歌
令和元年10月10日
第8回弘南寮会総会での収録
横浜国立大学工学部第四寮(通称:弘南寮)のOBは集う度に、この校歌を口ずさみ、その精神 を尊び、生き方の糧にして来た。後輩にもこの精神を是非伝えたいと思ってこの歌を歌う。

     
指揮:柳田圭一(造船工学科昭和33年卒)
      歌唱:横浜国大工学部 弘南寮会有志

「名教自然 鈴木達治先生の思い出」(煙洲会出版)
の中の竹内秀雄様の文中より下記に抜粋

 煙洲鈴木達治先生の教育スローガン「名教自然」は、正に、大正、昭和二代に亘る 我が国自由主義教育の晶化と云えるでしょう。
 先生が、大正九年、横浜高等工業学校を創立された当時のわが国情は欧州第一次 大戦の戦勝国として短期の好景気を享楽した後、忽ちその反動として世界的恐慌に 見舞われ、人心が頓に動揺し始めた頃でした。
 それから三年後、所謂天戒ともいうべき 大正十二年九月一日の関東大震災のため校舎は灰と化しました。この時、文部省は横浜高工 を名古屋に移転するよう命じましたが、先生は断乎、これに反対して焼土に復興を誓われま した。
 この時、地元の人々は勿論、横浜の全市民が如何に感激したことでしょう。この時、 已に
先生の教育理想である校歌(土井晩翠先生作)の精神が先生の胸中に、そのイメージを 描き出していたのではないでしょうか