2019年(平成31年)3月2日(月) 掲載
以下敬称はすべて ”さん” とさせて頂き、専攻科・学年は割愛させて頂きました。
はじめに
飯沼ご夫妻(以下おじちゃん・おばちゃんと呼ばさせていただきます)は弘南寮の開寮(昭和21年)と共に着任され、寮が解体される直前まで寮の管理、食事の提供、寮生の相談相手など数えきれない程、お世話を下さいました。
今回突然稲田浩一さんから、おじちゃん・おばちゃんの写真が送られて来てびっくり!!!
おじちゃん・おばちゃんの為のパーティが開かれたのをすっかり忘れていたので皆様に問いかけて皆様の記憶を呼び起こして貰いまとめました。写真の日付とぴったり合う資料を小菅勝さんが提供して下さり、経緯がはっきりしましたのでご説明させて頂き、先に掲載ものと差し替えを致します。
編集者 深作三郎
パーティの概要
1.日時:1999年(平成11年)6月19日(土) 午後1時より
2.場所:横浜テクノパワーホテルファミール
3.宴名:飯沼ご夫妻ご結婚60年記念パーティ
4.幹事:田中征夫さん、渡辺博さん
5.出席者人数:72名
6.カメラ:稲田浩一さん
上記に決めた経緯
〇小菅勝さんが提供して下さった案内状と出席名簿
案内状 (pdfファイルです)
出席者名(同上)
おじさん・おばちゃんは茨城県水海道に移住する予定であったが事情によって取りやめになられました。
ちょうどおじちゃん・おばちゃんはご結婚60年になるのでお祝いをすべく弘南寮OB有志による宴会が開かれたという次第でした。
1989年(平成元年)11月22日付神奈川新聞におじちゃんおばちゃんの金婚式を祝ったという記事が載っています(本ホームページの嵐雅彦さん投稿の欄をお読みください)。この記事から計算するとおじちゃん90歳、おばちゃん86歳でした。大変お元気そうに見えますね。
〇稲田浩一さんのメールから(カメラマンの特定)
写真のファイルのプロパティを見てみましたら、撮ったカメラの名前がMinolta DiMAGE EXと出ています。
当時撮った別のいろいろな写真と全く同じでした。
従って、当時買ったばかりのデジカメで私が撮ったようです。
お祝いの終了後、当時は写真を交換したり掲載する手段がなかったので、そのままにしておいたようです。
〇高石周志さんの思い出
おばちゃんの思い出は、番柄な学生も、ポット出の新入生も暖かく同じように接してくれて、母親のようなそんざいでした。寮に1台しかない黒ダイヤル電話に応答して、廊下を絶叫して学生を呼び出したり、飲んで夜中に帰寮して騒いだりと苦労をかけましたが、何事も多目に見守ってくれました。
社会人になり、寮のOBの集まりも、おじちゃん、おばちゃんという大黒柱が求心力となって、OB会に多数の方が集まり、会が長続きしてきたと思います。
写真の結婚祝いも、皆さんが企画して、恩返しで祝ったのでしょう。子供のいないご夫婦にとっては、沢山の子供を持った気分だったと思う。
私はおばちゃんを第二の母親と思って感謝しています。
私の結婚式には、おばちゃんを招待し、子供が生まれた時は、我が家におじちゃん、おばちゃんご夫婦を招待して大変喜ばれました。
寮長の時、おばちゃんとコスト計算をして「麦飯」から「白米ご飯」に変えて、やっと戦後からの脱却と寮生に喜ばれた思い出があります。
高石 周志
司会をする久米範佳さん 挨拶する片山篤範さん
S35年卒のみなさん
伊勢本さん 村上さん 塩谷さん
S36年卒のみなさん
S37年卒のみなさん
野村安広さんの思い出
パーティーの記憶は全然ありません。写真に写っているので参加していたのは確かです。 37卒の3人の写真を見ているうち、パーティー後(故)松本さん・猪原さんと3人で西口の焼き鳥屋に
寄ったような記憶がもどってきました。
おじちゃんおばちゃんは長年にわたり、多くの寮生の面倒見、特に毎日朝晩の食事の用意は少ない予算の なかでさぞ大変だったろうと思います。当時のおかず、はんぺん・いわしの塩焼きなど思い出します。
栄養士さんのアドバイスもあったようですが、4年間病気もせず元気に過ごせたのはお二人のおかげです。 感謝感謝
(37卒 野村安広)
S38年卒のみなさん 川原恭雄さんが初めて出席した
S39年卒のみなさん
尾藤正樹さんの思い出
おばちゃんは、いつも背中を丸めて、皆の世話をしてくれる働き者でした。本当に優しいイメージがあります。おじちゃんは、いつも控えめで、裏からしっかりおばちゃんを支えている風で寡黙な方でした。残念ながら4年間在寮中にしゃべった記憶はない。もっと親しく接触しておけば良かったかなと今でも思います。
尾藤正樹(39金属)
S40年卒のみなさん
最後は恒例の寮歌斉唱か
あとがき
稲田さんから貴重な写真を提供して頂き、皆様から記憶を呼び起こして頂いてアルバムにしてみました。
ミスがあるかもしれません。また新たな思い出が出て来るかもしれません。今後訂正、追加を行うつもりですのでお気軽にホームページ管理人深作までお寄せ下さい。
メールアドレス <fukasaku@hi-ho.ne.jp>