横浜国立大学工学部第四寮

寮祭その他寮でのあれこれ

久米範佳(38造船)

 

第13回寮祭(昭和34年)

懐かしい寮祭での数コマをお届けします。第13回寮祭と垂れ幕に書かれていますので、昭和35、6年頃の寮祭かと思います。38年卒全10名の内の有志 6名,(田中-機械、 岡部、秋山-建築、渡辺-電化、平石-金属、久米-造船)に加え、某女子大生2名、計8名で演じた寮祭余興の数コマです。演題、演劇の内容はすっかり忘れてしまい ましたが、衣装や小道具集めに全員が奔走し、連日あの狭い4寮の娯楽室で台詞の稽古に励んだことは鮮明に記憶しています。

余興が終了した後の宴会では、ビールなど、寮生には高嶺の花、2級酒は高級酒で、専ら合成酒をヤカンでお澗、お猪口でなくドンブリで飲まされていた記憶があります。
 バーに行けばサントリーバーは高級バー、専らニッカバーかトリスバーだったのではないでしょうか?当時4寮生の通った銭湯代は17円、ラーメン  1杯50円、地下鉄最低料金は20円、対して17インチ型カラーTV1台35万円の時代でした。

演劇中の1コマ左隅には観客の子供達、現在のように色々な遊びのない時代、我らの寮祭は近隣の子供達にも結構人気があったようです。
 この舞台装置の設営も、物不足時代のこと、大変な作業でした。

秋山氏と某女子大生2名 当時、秋山氏(女装)が3名の内 最も女性らしく且つ美女ではないか、と話題になった写真。

   

出演者:
前列右から秋山、某女子大2名、岡部、
中列右から久米、渡辺、田中、平石

 応援団:
後列右から猪原(37造船)、野村(37建築)、高橋(37応化)、深作(38応化)、川原(38造船)


第15回寮祭(昭和36年)


懐かしいおじちゃん(故人)、おばちゃんの若かりし頃の姿も見えます。



第17回寮祭宴会後の写真

合ハイ写真

当時女性との接触機会は、専ら合ハイかダンパ、4寮の合ハイ相手は相模栄短が多く、稀に女性にもてる誰かがフェリス女学院などを捕まえてきて合ハイ相手にしていました。