新型コロナ禍での読書から:横国大関係者お二人の著書を紹介

塩谷 暢生(電化S35)

 新型コロナ禍のStay Homeの中、皆さんどのようにお過ごしでしょうか。私は歳を重ねて目はショボショボ、集中力もなくなって読書は苦痛になってきています。しかし時間を持て余し、何冊かの本を読みました。その中から、母校の横浜国大に関係するすばらしいお二人の著作を紹介します。残念なことに、私は引退するまでこのお二人は全く知りませんでした。
 現横浜国大名誉教授で、鎮守の森を発見し、土地に根ざした常緑広葉樹の森作りを成功させ、現在も推進中の宮脇昭氏「いのちの森づくり 宮脇昭 自伝」と工学部先輩で、世界のホンダの成長に貢献した本田技研元副社長の西田通弘氏「隗より始めよ 体験的ホンダの人間学」です。

          1.いのちの森づくり 宮脇 昭  自伝:藤原書店 2019.10.10 刊

          2.隗よりはじめよ 西田通弘  体験的本田の人間学:PHP文庫 PHP研究所 1987.2.16刊