塩谷暢生様(35電化)のお便り



私が代表をしている里山農業クラブの活動が、昨年の11月から次のネットにのっていますので、見て下さい。

  ECOネット東京62:オール東京62市区町村共同事業 みどり東京・温暖化防止プロジェクト
  第90回「メカイづくりでシノダケを利用して篠竹の増殖を防ぎ、山里の耕地を守る
  (里山農業クラブ)」 http://all62.jp/ecoreport/archive.html
東京都における環境活動事例として、
里山農業クラブ・メカイ保存普及会のメカイ作り活動を紹介している。
作り方概要、多摩地域独特のヘネヘギ包丁、「ヒトッコレ」のチュウヒラ作りプロジェクト、
会員の平方勝次さんによる昔のメカイ作りの話、シノ藪で荒れた里山の状況など。


メカイとは
メカイはシノ、あるいはシノ竹と呼ばれるアズマネザサで編んだザルやカゴで、地域特有のものです。
目の粗い六つ目編み(六角形編み)で東京の南多摩地方における農閑期の一大産業でした。
しかし、諸産業の発展とプラスチック製品などの進出で昭和30年頃には廃れてしまいました。
なお、栃木県の那須町に「那須の篠工芸」と呼ばれる栃木県指定の伝統工芸があり、その中に、
同じ材料(アズマネザサ)を使った同じ名称(めかい)の製品があります。

 里山の荒廃を防止すると共に、地域の民俗伝統技能を継承することが目的で、国の文化財指定
(選択無形民俗文化財・民俗技術)という大きな目標を掲げて活動しているとしている。